ブログ
2019.11.29
ラボレンジャー・レッドのブログ窓の世界の来訪者~上げ下げ窓~
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
窓の紹介シリーズ第4弾!
窓の世界の来訪者こと『上げ下げ窓』についてお話し致します。
上げ下げ窓の特徴はなんといっても、
他の窓にはない独特のデザイン性です。
この窓のもともとは欧米の住宅でよく用いられるもので、
建物全体にこの窓を使用することでデザインを取ります。
窓の統一感が得られることに加え、
欧米のようなデザインにすることができます。
その反面、他の窓との相性が悪いという欠点があります。
欧米から来たこの窓は日本の様式とはまた違うため、
違う窓と合わせてデザインを取るのが少し難しくなります。
欧米の様式に沿ったデザインにするときに、
上げ下げ窓の良さは発揮されます。
そんな、独自の良さを持った来訪者は、
他の窓にはない雰囲気も醸し出してくれます。
細かく分けると他にも窓の種類はたくさんありますが、
今回は、採用されることが多い4種類ご紹介いたしました。
機会があれば他の窓も紹介していきたいと思います。
2019.11.18
ラボレンジャー・レッドのブログ窓の世界の美術家~すべり出し窓~
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
窓の紹介シリーズ第3弾!
窓の世界の美術家こと『すべり出し窓』についてお話し致します。
すべり出し窓の特徴はなんといっても、
住宅のデザインを決める要素になることです。
引違い窓やFIX窓は明確な使いどころがありますが、
すべり出し窓はこれといった場所は存在しません。
そのため、建物の形や雰囲気から、
もっとも合う窓を選択することができます。
縦長のものから横長のもの、
2連の窓や2段の窓と多くの種類があるため、
洗濯のセンスが設計士のセンスにそのまま反映されます。
そして、すべり出し窓にも欠点はあります。
前に紹介した2つの窓より比較的小さい窓の為、
採光を十分に得られない場合が多いです。
そのため、他の窓と合わせてサブとして使ったり、
いくつか並べて使うことで採光量を確保します。
デザインを決めるキーパーソンとなる美術家は、
建物の良し悪しを分ける重要な窓となります。
次回は、窓の世界の来訪者。
上げ下げ窓についてお話し致します。
2019.11.08
ラボレンジャー・レッドのブログ窓の世界の頑固者~FIX窓~
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
窓の紹介シリーズ第2弾!
窓の世界の頑固者こと『FIX窓』についてお話し致します。
FIX窓の特徴はなんといっても、
形を問わず作成できることです。
住宅ではほとんど見ませんが、
台形や菱形、円などといった形も可能です。
大きさのバリエーションも多いため、
設計目線でいえばデザインの取りやすい窓です。
しかし、FIX窓も欠点があります。
窓は窓でもFIX窓は空くことがありません。
なので採光や眺望は得られても、通風は得られません。
そのため、他の窓と比べると機能は落ちてしまいます。
なので、手の届かない吹抜の上部の頂側窓や、
開いてしまっては困る天窓などで採用されます。
また、デザインを取るために採用することも多く、
他の窓とは違った働きをしてくれます。
あかない窓として必要とされるその頑固者は、
住宅業界以外でも活躍できるそんな窓です。
次回は、窓の世界の美術家。
すべり出し窓についてお話し致します。
2019.10.30
ラボレンジャー・レッドのブログ窓の世界の主人公~引違い窓~
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
窓の紹介シリーズ第1弾!
窓の世界の主人公こと『引違い窓』についてお話し致します。
引違い窓の特徴はなんといっても、
大きさのバリエーションの多さです。
大きく人の出入りができるものは掃き出し窓と呼ばれ、
LDKなどで多く採用されていると思います。
ホームラボでも、LDKはこの窓を採用することが多いです。
それは、採光と通風が最大限にとることができるからです。
また、開口が大きいと部屋が広く見えるため、
まさにLDKに最適といえます。
そのほかにも、庭などへの出入り口にもなるため、
一家に一窓として欠かせない窓です。
そんな窓にも欠点があります。
多くの住宅で採用されている為、
引違い窓だらけの家は面白みに欠けてしまいます。
ホームラボでは、そうならないように、
引違い窓の力が最大限発揮される所は引違い窓に、
そのほかの窓で代用できるところは違う窓にすることで、
デザイン性と機能性を確保しています。
しかし、かけがえのないその存在は、まさに主人公。
今後も多く採用される窓であること間違いなしです!
次回は、窓の世界の頑固者。
FIX窓についてお話し致します。
2019.10.21
ラボレンジャー・レッドのブログ意外と知らない窓の種類
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
窓についての投稿が続きますが、
意外と知らない窓の種類についてお話し致します。
『窓』というと多くの方が、
上記の絵のような窓をイメージされるかと思います。
この窓は引違い窓と呼ばれる窓で、
オーソドックスで長い間採用されている窓です。
実は、この窓以外にもたくさんの窓があるのです。
あかない窓、FIX窓であったり、
軸を基準に開店する、すべり出し窓、
上下に開く、上げ下げ窓といったものがあります。
次回はこのユニークな窓たちについて、
掘り下げていきたいと思います!
2019.10.10
ラボレンジャー・レッドのブログ窓の役割と選び方
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
玄関ドアに続いて今回は窓について、
役割と選び方についてお話ししていきたいと思います。
まず、窓の一番の役割は、光を取り入れることです。
そして、風が通り抜けることも大切な役割になります。
通常、窓は採光と通風を目的に設けますが、
あと2つ大事な役割があります。
それが、景色を眺めることができる眺望と、
建物のデザイン性に関わる意匠になります。
この4つのことを気にしながら、
部屋に対して最適である窓を設計士は選択しております。
設計はいろいろなことを考えてプランしております。
そのプランを無料で作成しておりますので、
住宅をご検討の方は、ホームラボまでお問い合わせください。
2019.10.03
ラボレンジャー・レッドのブログ玄関ドアは家の顔
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
タイトルの通りですが、
玄関ドアは家の顔になります!
素材やデザイン選びでその表情が変わります。
温かみがある感じの住宅には、
木質系で丸みのあるデザインが合います。
逆にクールな感じの住宅には、
無機質でシャープなデザインが合うと思います。
しかし、玄関ドアは表情だけではなく、
非常に重要な役割があるんです。
それは、採光と採風といった機能です!
玄関に窓を設けることができない場合、
どうしても玄関が暗くなってしまいます。
そんな時は玄関ドアで採光等をとります。
玄関ドアを選ぶときはデザイン等も重要ですが、
採光や採風といった機能から選んでみるのもいいですね!
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
レンジャーは現在、レッドとイエローがおりますが、
この度、ラボレンジャーブラックが参加することとなりました!
レッド『それでは、ブラックの自己紹介をお願いします!』
ブラック『三度の飯よりお酒が好き!!』
『年中日焼け!!』
『今後とも宜しくお願い致します。』
ブラックは工事部の隊員です。
これで、設計と営業に続き、工事が参加することとなりました。
より多種多様なブログ投稿ができるようになりましたので、
皆様これからもラボレンジャーをよろしくお願い致します!
2019.09.09
ラボレンジャー・レッドのブログ梅雨時期の建築~上棟~
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
梅雨時期の建築についての第三弾!
梅雨と木材についてお話いたします。
鉄と同じく木材も雨と相性が悪い。
そんなイメージがあると思います。
木材は、温度や酸素、栄養、そして水分、
これらの条件で腐朽菌が繁殖します。
そのため、実際に木材と雨は相性が悪いです。
しかし、雨に濡れた木材はダメかというと、
雨に濡れただけではダメになりません。
それは、構造材の含水率は小さいからです。
含水率とは、木材に含まれる水分の量のことですが、
一般的に構造材はその割合が低い材料を使います。
そのため、雨に濡れてもすぐ乾燥した状態に戻るため、
雨に濡れてもそれほど問題はありません。
しかし、ホームラボではできる限りの対策をします。
床は透明はフィルムを貼って雨から守ります。
そして土台はブルーシートで養生します。
また、躯体もブルーシートで養生します。
また、濡れてしまい乾きが悪い場合は、
扇風機で乾かすといった対処をします。
雨で濡れてもきちんとした対応すれば、
配筋や基礎の時と同じように問題はありません。
数回にわたり梅雨時期の建築について投稿し、
雨と建築について知って頂けたかと思います。
梅雨もあけてしまいましたが、
この先、建築をご予定の方はご参考下さい。
2019.08.29
ラボレンジャー・レッドのブログ梅雨時期の建築~基礎~
ラボレンジャーレッドこと、設計の '' K '' です。
梅雨時期の建築についての第二弾!
梅雨と鉄筋についてお話いたします。
前回、雨による鉄筋の錆については、
ほとんど問題がないとお話ししました。
しかし、コンクリートと雨の関係は、
必ずしも良いとは言えない場合があります。
それは、コンクリート打設時の降雨です。
コンクリートの主な構成は、
セメントや水、細骨材、粗骨材等からなります。
この材料の配合比率を計画することを、
コンクリートの調合設計といいます。
しかし、コンクリート打設時に降雨だと、
材料の配合比率が変わってしまったり、
表面が荒らされてしまうことがあります。
それは、あまりよろしくありませんが、
それ以外の降雨はむしろ、好都合です!
コンクリートは水とセメント等により
水和反応をおこすことで硬化していきます。
この時、強度が増していくとともに、
乾燥等にも注意が必要になってきます。
しかし、コンクリート硬化後の降雨は、
この乾燥がゆっくりになるため、
ひび割れを起こしにくくなります。
コンクリートの打設中や、
打設後すぐの降雨でなければ、
心配の必要はありません。
むしろ、コンクリートにとっては、
恵みの雨となる可能性もあるぐらいです!
次回は、梅雨と材木についてお話いたします。
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