ベランダは、勾配断熱FRP防水
2014/06/20
モデルハウス(笠松田代A棟)
またまた、先週の話になりますが、
「ベランダ防水」のことを
現場監督に、工事内容について尋ねると、
「勾配断熱FRP防水」って、
何やら難しい単語が返ってきました
簡単に説明させていただきますと…
「FRP」とは繊維強化プラスチックの略で、このプラスチックと
ガラス繊維などの補強材と組み合わせて塗膜する工法が、
「FRP防水」です。
そして、FRPの下地として「勾配付断熱材」を使い、
雨水を有効に流すため勾配を取るのが、
今回採用した工法の「勾配断熱FRP防水」です。
手順としましては、下地合板の上に、勾配付断熱材を敷き込んだ後、
さらに、「不燃板(ケイカル板:珪酸カルシウム板:消石灰、珪藻土など、
水を混ぜて練り合わたもの)」を敷き、ビスで固定します。
そして、「防水下地」を施工した後、
下地とこれからその上に造る防水層のなじみを良くさせるため、
下塗りとして「プライマー」という液状の材料を塗布します。
その後、「ガラスマット(ガラス繊維をフェルト状に加工したもの)」を
敷き詰め、「防水ポリエステル樹脂」を含浸させていきます。
再度、丁寧に防水ポリエステル樹脂を塗布した後、
仕上げとして「高反射率トップコート」を塗布すれば、
工事完了です
大切な建物の寿命に関わる防水工事
ホームラボのベランダ防水工事には、
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